2014年3月6日木曜日

クタ海岸




クタ(Kuta)は、インドネシアバリ島南部に位置するビーチリゾート。インドネシア共和国バリ州バドゥン県クタ郡クタ村に属する。中心部はおおむね南緯8度43分20秒東経115度10分20秒
西向きの海岸に砂浜が広がる。かつては静かな漁村であったが、1960年代サーフィンと夕陽の名所としてインドネシア国外からサーファーやヒッピーなどが集まるようになり、北隣のレギャンとともにレギャン通りを中心に観光地化、ホテルやレストラン、バー、ディスコ、土産物店などが並ぶ、バリ島きっての繁華な商業地区となっている。



サヌール海岸




サヌール(Sanur)は、インドネシアバリ島屈指のビーチリゾート地のひとつ。行政的には、インドネシア共和国バリ州デンパサール市南区に属し、サヌールカジャ村(北部)、サヌール村、サヌールカウー村(西部)に分かれる。サヌール海岸の目前に見えるヌサペニダ島はダイビングに良好なスポットや海亀の産卵地として知られる。ングラライ国際空港より車で30分の距離にある。
古くからバリ島のカースト最高位のブラフマナ階級の人が多く住んでいる。1930年代には、この地で絵を描く為、ル・メイヨール、ドナルド・フレンドらの芸術家が訪れた。彼はバリの文化からヒントをもらい、またバリ島の芸術家に西洋絵画を教えた。以上のような要素からサヌールは高級リゾートとして発展していった。
太平洋戦争における日本軍南方進出に際しては、ジャワ島攻略の足がかりとして1942年2月19日にバリ島のオランダ軍飛行場占領が行われたが、サヌール海岸は日本軍の上陸地点となった。オランダ軍の反攻による上陸地点もサヌール海岸であり、付近の海域には海戦による沈没船もある。
1966年に日本の戦争賠償金によりバリ島で最初の5つ星ホテルであるバリビーチホテル(現ザグランドバリビーチ)がこの地に建てられた。また、メディナバリやバリハイアットなどのホテルがある。